▲こちらは「なりきり抗日英雄」です。

同年の子を殴る2歳の「なりきりウルトラマン」(人民日報)

人民日報の記事です。ウルトラマンを見た子供が他の子供に暴力を振るう・・・という話なのですが、私の知人(中国人)にもウルトラマン好きの子供がいますが、このような暴力行動を起こさないようです。

子供が暴力を振るうようになるのは、メディアの影響以外にもいろいろと複合的な原因があるのではないかと思いますが、その一因としてウルトラマンの影響があるのかも知れません。

でも、中国では毎日「抗日戦争」を口実にテレビや映画などの映像の中で日本兵を辱め、惨殺しているわけで、そういう映像が中国人の反日行動に影響している事実を棚上げにして、「なりきりウルトラマン」を取り上げるのは非常におかしいことだと思います。

当方は何度か中国人からの暴力や脅迫を受けた事がありますが、落ち着いて本人達に聞いてみますと「テレビで日本人は悪い奴だといってた」、「(そういう内容の)ドラマで見た。日本人は悪い奴だ。」、「昨日のニュースで日本人は自分の子供を平気で殺す残酷な奴らだといってた」(サイパン島での集団自決を中国国内で偏向報道していたらしい)・・・など、大体テレビによる影響を指摘されます。

日本で犯罪を起こした中国人なども、警察での取調べで「日本は戦争中に中国にひどい事をしたのだから、(盗んだり、傷つけたり、殺したりしても)構わない」という風にいいわけするケースが多いそうです。

中国は「なりきりウルトラマン」より先に「なりきり抗日英雄」について論ずるべきではないでしょうか。

メディアに心を蝕まれる子どもたち (角川SSC新書)

著者/訳者:有田 芳生

出版社:角川SSコミュニケーションズ( 2008-03 )

定価:¥ 777

Amazon価格:¥ 777

新書 ( 187 ページ )