« | »

2009.07.01

【反日映画】「大刀向鬼子莉ャ的螟エ上遐豪氏v(大刀で日本人の首を叩き斬れ)に見る「日本人の残酷性」の刷り込み

中国で人気を博した反日映画「大刀向鬼子莉ャ的螟エ上遐豪氏v(大刀で日本人の首を叩き斬れ)では、数ある反日映画の中でも、大変わかりやすい、「優秀」な反日映画であると思います。


過剰演出による「日本人の残酷性」の強調表現と、それによってかき立てられた視聴者の憎悪を、主人公の中国人に刀での戦闘で日本人を惨殺することによって解消させるという構造の映画でして、「刀=日本人の魂」を、中国人の刀でやっつけるのは、日本人そのものを殺すのと同時に、日本刀によって象徴される日本の武士道精神をもやっつけるという意味を含ませているわけです。それに加えて大量生産されてもう中国人民もいい加減飽きてしまった反日映画にワイヤーアクションなどの技術も導入し、チャンバラ時代劇の要素を持ち込んで、反日映画の新しい表現領域を切り開いた「名作」というべき作品にあたるのでしょう。

上記の動画ですが、承徳の憲兵司令部が地元の中国人職人に刀を作らせる・・・という我々からするとわけのわからん設定でして、反日映画のストーリーの設定などは、あってないようなもので、とにかく日本人が悪者になりさせすればいいわけですから、この際この部分は細かく追求しようと思いませんが、とにかくこの動画は始まってすぐに悪者日本憲兵が中国人刀匠を斬り殺してしまいます。

3分24秒から日本人同士の会話になるので、ここの部分は全て日本語です。かなり無茶な会話がなされています。日本の憲兵が正式な軍務として「さらし首」なんかするのでしょうか?さらし首のシーンは6分56秒にあります。このカゴに首をいれてさらすやり方は、日本人にあまり馴染みがありません。中国のやり方なのでしょうか・・・。基本的にこの映画はタイトルからもわかるように、「大刀で日本人の首を叩き斬れ」というのがテーマになっている映画です。ですので「斬首」というのが一つの重要な見せ場になっています。日本人が中国人を斬首しないのに、中国人だけが日本人を一方的に斬首するのはアンフェアーですから、物語の始めの方で、日本軍によるさらし首をわざとやってみせたのでしょう。

この映画は、中国に対して理解のある日本人が登場したりして(結局彼は最後首を斬られてしまいますが)、旧来の反日映画に比べて物語のスジもちょっと複雑になっているのですが、反日映画であることには全く変わりありません。ただ、特筆すべきところは、この映画は日本軍を八路軍(中共軍)が倒したから今日の中国があるんだとか、日本の「侵略」に抵抗して云々という政治性・歴史性を全て取り除いて、反日映画を単なるチャンバラ映画にしてしまったという革新的な作品であるということです。もう歴史のややこしい話とか、共産党万歳とかはどうでもいい。とにかく悪者日本人の首をデカイ刀でズバッとぶった斬るところを見られればそれでいいんだ・・・という反日娯楽映画の究極形態ともいうべき作品なのです。

▲そういう「娯楽性」が、このようにして中国の若者に受け入れられているわけです。1分1秒からの映像を見てください。「大刀向鬼子莉ャ的螟エ上遐豪氏vの文字と、首を斬ろうとするイラストが出てきます。現在中国では、この「大刀向鬼子莉ャ的螟エ上遐豪氏vという言葉が反日の合言葉となりつつあります。次の反日暴動の波が来る際に、実際に日本人の首を切断する中国人が現れないことを望むばかりです。でも、それを真似たパフォーマンスなんはか上記動画のように、繰り返されるのでしょうね・・・。

「反日」解剖 歪んだ中国の「愛国」

著者/訳者:水谷 尚子

出版社:文藝春秋( 2005-09-27 )

定価:¥ 2,300

Amazon価格:¥ 2,300

単行本 ( 240 ページ )


反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国 (光文社新書)

著者/訳者:麻生晴一郎

出版社:光文社( 2009-09-17 )

定価:¥ 861

Amazon価格:¥ 861

新書 ( 264 ページ )


中国よ、「反日」ありがとう!―これで日本も普通の国になれる

著者/訳者:宮崎 正弘

出版社:清流出版( 2005-05 )

定価:¥ 1,470

Amazon価格:¥ 1,470

単行本 ( 241 ページ )


Trackback URL

Comment & Trackback

中国の若い人には何も期待してはいけない。「時が全てを解決する」のではなく、「時と共に憎悪を増幅させる」教育が彼等の基本方針であるから。いつまでたっても臥薪嘗胆。他民族政策に見る他者への非寛容や、自らの過失を絶対認めない漢族の気質が騒乱の原因の一つとは、彼等は夢にも感じないだろう。なんせ、全て相手が悪いし、中国に助言する勇気のある人などいないから。連投スマソ

先日、友人と待ち合わせで早く着いてしまって、ヒマを持て余したので、近くにあった学習塾を見ていたら、貼りだされていた合格者氏名の中にやたらと中国名があって驚きました。

ある人に聞いてみれば現在日本で生まれる子供の7人に1人は日中混血だそうで(但し根拠不明)、もちろん中国名ではない子供もいるわけです。

最近は学校だけではなくて、塾でも反日教育をやるそうですから、そう遠くない将来に、日本国内でも中国制作の反日ドラマの放映を始めたり、「日本人」による反日暴動とか、日本鬼子の首を大刀で叩き斬るパフォーマンスを拝見できるようになるかも知れませんね。

連投歓迎です。コメントありがとうございました。

Comment feed

Comment





XHTML: You can use these tags:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">