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2009.07.01

【広州城管暴行事件】露天商の女の子に暴行を加えてナイフで脅す

中国で何かと問題になる城管の暴行事件の報道。今年の5月に広東省広州市站西路で発生した事件のようです。

「城管って何?」という方は下記のページをご覧下さい。

<早分かり>「トラより獰猛、マフィアより悪質」、市民の不満募る―都市管理局とは(レコードチャイナ)

広東省広州市站西路

▲現場はこちら。名前の通り広州駅の西側ですね。広州駅のこのあたりには、以前から露天商に対する過激な取締りが問題になっておりましたが、また同じような事件に発展したわけです。

動画始まってすぐにニュースキャスターの映像がありますが、右手に「城管亮刀?」と見えますね。「亮」とはキラッと光ること。「刀をキラッと光らせる」つまり「ナイフをちらつかせた」という意味です。

17秒目から露天商の映像になります。今回の暴行の被害者の女性も露天商の一人だそうです。28秒目から女の子の怒り爆発の訴えがスタート。非常にクリアーな普通話で話す方なので、たぶん広東省出身の方ではないと思います。

簡訳しますと、女の子が車を押していたら、城管がやってきて蹴ってきた。あやうく当たるところで外れて、「蹴らないで下さい」といったら睨みつけられて、頭部を殴られ、ナイフをちらつかせられた後で、女の子はケータイを取り出して撮影しようと思ったら、ケータイを奪われて投げ捨てられた・・・と、話だけ聞いているとホンマかいな?といいたくなるようなバイオレンスです。ちょっと信じられない話ですが、女の子の半泣きしながらの訴えを聞くと嘘を言っているようにも思えません。

1分22秒から、拘束されている城管の男が、警察のワゴンの座席にふんぞり返って座って記者に大声で怒鳴ります「誰が俺がナイフを持ってるところをみたんだよ!」。

ところが1分32秒からいい感じのオヤジが登場。「みんなが証人だよ~。こんなたくさんの人が見てたんだよ。」そこで記者が「みなさん見てたんですか?」と聞くと、カメラをふってみんなを写します。「みんな見たよ~」。

このケースは、たまたまこのように警察も呼んで、テレビでも報道されて、それがたまたまYOUTUBEにアップされているわけですが、中国のテレビや新聞を見ていると毎日のようにこの手のニュースが繰り返されていますし、旅行などで街中を歩いていると、城管の摘発に遭遇する事も少なくありません。

私も一度買い物の際に、城管の摘発に遭遇したことがあるのですが、たくさんの(100人は下らないでしょう)露天商の中で、何故かその内の一つのスイカ売り(3人組みの若者でした)を摘発し、売り物のスイカをトラックで押収して持ち帰ってしまいました。どうしてその周囲の他の露天商は全く摘発どころか注意も受けないのだろう?と不思議に思い、周囲の人に聞いてみましたら、そのスイカ売りだけは最近来たばかりの田舎者で、賄賂を渡していないから摘発されたのだ・・・と教えてもらいました。

その後の興味を持って、親戚に城管がいるという人に話を聞いて見ましたけれど、やはり賄賂などの「副収入」が大きい仕事で、一度やったら辞められない・・・と話しておりました。

あんまり日本人には関係の無いことのように見えますが、大型の集団摘発などが発生した場合には、騒ぎに巻き込まれてしまう可能性もあります。西洋人のように髪の色や肌の色が違うとなればまだしも、日本人は外見上は中国人と一緒ですので、暴行を受けないとも限りません。こういう場所に近づく時には重々注意が必要です。

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