今まで毛沢東が普通話(北京語)で演説する肉声というのはほとんど聞いた事がありませんでした。

「開国大典」の「中華人民共和国中央人民政府本天成立了!」というのは何度か聞いたことありますけど、あの甲高いのはみんなに聞こえるように大声でどなっているからうわずってるんだと思ってましたが、元々こういうのが彼の地声だったのですね。

でも・・・この動画の演説を聞いてびっくり。私よりもずっと発音がマズイ(笑)。私の方がもっとずっと流暢にこの演説をできますけど、私がやってもありがたみはないんでしょうね(そりゃそうだ)。たぶん聞いている方はかなり真剣に集中して「毛主席は一体なんていってるんだ?」と思いながら、わからなくても周囲の万雷の拍手に飲まれて一緒に拍手してるんじゃないかと、ついそんなことを想像してしまいます。

ドイツ語がわからなくて、ヒトラーの演説がすごいというのは、音の雰囲気でわかるのですけど、どうも毛沢東の演説というのはたどたどしくて、あまり魅力的ではありません。湖南方言でやればもちろん流暢でパワフルに話せられるのでしょうが、それでは他の多くの同志がわかりますまい。毛沢東の強大な権力の源泉は一体なんだったんだろう?と良く考えるのですが、とりあえず普通話の演説ではないみたいです。

マオ―誰も知らなかった毛沢東 上

著者/訳者:ユン チアン J・ハリデイ

出版社:講談社( 2005-11-18 )

定価:¥ 2,310

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単行本 ( 590 ページ )


毛沢東の私生活〈上〉 (文春文庫)

著者/訳者:李 志綏

出版社:文藝春秋( 1996-12 )

定価:¥ 820

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文庫 ( 532 ページ )


毛沢東秘録〈上〉

著者/訳者:産経新聞「毛沢東秘録」取材班

出版社:産経新聞ニュースサービス( 1999-09 )

定価:¥ 1,700

単行本 ( 374 ページ )