トウ小平 (講談社学術文庫)

著者/訳者:矢吹 晋

出版社:講談社( 2003-08 )

定価:¥ 1,155

文庫 ( 307 ページ )


「綿中に針を蔵す」(当たりは柔らかく芯は硬い)と毛沢東に評された稀代のリアリスト、鄧小平。「白猫黒猫」論の徹底した柔軟思考と、「発展」を目指す鉄 の意志とが、百年変わらなかった中国を巨大経済国家に変えた。若き日のパリ留学。蜂起。3度の失脚を乗り越えて世界を牽引する経済建設へ。毛路線を覆し、 現代中国の父となった「小さな巨人」の全貌。

第1章 綿中に針あり―その横顔
第2章 総書記への道―卓越した実務能力
第3章 改革の総設計師―猫にネズミをとらせよ
第4章 泣いて馬謖を斬る―政治改革のカベ
第5章 最後の闘争―改革の加速
結びに代えて―中華連邦の夢
補論 長すぎた過渡期―江沢民時代の功罪