2009.07.06
【中国新疆ウルムチ】大暴動発生/戒厳令発令/死亡3名、負傷20名以上(現地からの動画5本)
ウルムチ市内にて、7月5日(昨日=日曜日ですね)の午後から暴動が発生し、既に戒厳令と夜間通行禁止令が布告されたようです。BBCニュースからの抜粋を書きますと、
新華社英文報道によれば
「街に集まった人々が通行人を襲撃し、車両に放火し、正常な交通運行を妨げた」
まぁ、新華社ですから(笑)
▲7月5日のウルムチ市内の様子と思われる動画。黒煙が立ち昇り、消防車が駆けつけていますが、23秒から何かの「発射音」?らしき音が5回聞こえます。
▲こちらも同じく市内の様子と思われる動画。こちらも何かの「発射音」らしき音が鳴り響いております。途中から撮影しているのがバレないようにするためか、カメラを隠した?みたいで音は聞こえるのですが、ブラックアウトした状態が続きます。
▲こちらは武警の鎮圧?らしい映像。かなりカメラワークが乱れていますが、遠くの市中心部と思われる場所に群衆が集まっております(10秒あたりから)。この距離でこれだけ声が聞こえるというのは、かなりの大騒動になっているはず。
http://www.uyghurcongress.org/jp/News.asp?ItemID=503017889
↑こちらの写真が興味深いです。女性の鎮圧部隊?のようですね。武器を持っているようには見えません。非武装の女性鎮圧部隊を押し立てて、懐柔するような形にしたいんでしょうか。もちろん強持ての精強部隊が別の場所で動いているのでしょうけど。中国というのはああいう国ですがアホではありません。硬軟織り交ぜで結構巧みにやってくるのです。
更に新華社報道
「今回の事件は世界ウイグル会議のラビヤが扇動したものである」
それってあのラビヤ・カーディルさんのことでしょうか?ぜひ証拠を提示して戴きたいものです。
http://news.longhoo.net/gb/longhoo/news/guonei/userobject1ai987756.html
↑こちらにラビヤ・カーディルさんの写真付きで扇動云々と書いてます。
(※何らかの内容が引っ掛かったらしく、削除されたようです。一応残しておきます。)
世界ウイグル会議のディリシャット・レシット氏がBBCに語ったところによれば、今回の事件は、1万人のウイグル人が広東省韶関での事件(玩具工場で漢民族がデマを流し、ウイグル人を襲撃した事件)に対する政府の不当な処理に自発的に抗議したものである・・・とのことです。まぁ、こちらの方がどう聞いても納得のいく話ですね。
新華社が7月6日未明にウルムチ市政府の「緊急通告」を発表しています。
「通告」ではウルムチ市内に何が発生したかは書いていないそうですが、「ウルムチ市の正常な社会秩序と国家機関の正常な公務執行を保障するために」として7月6日の1時から8時(北京時間)の間、交通管制を実施する・・・とのことです。今晩以後のことはわかりません。
発表で出てきている死傷者数はしょっちゅう起る中国の暴動事件の中で比較すれば大したものではありません。でも、かなり早くにラビヤ・カーディルさんの扇動云々とか(ものすごく長いラビヤさんの「罪状」を並べ立てる文章を「用意」してたんですねぇ)、戒厳令&夜間通行禁止令を早急に発動するあたりから見て、発表された数字に現れていない何かがあるような気がします。しばらくの間の、このニュースからは目が離せません。
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