2009.07.08
【中国新疆暴動】警察が使用している散弾銃について(殺傷弾と催涙弾)
報道によれば中国の警察は暴動鎮圧に音響弾や催涙弾などのみを使用している・・・とありましたが、それらをどのように発射しているのかよくわかりませんでした。あれこれと探していたところYOUTUBEで興味深い動画を見つけました。
49秒目にこの写真があります。散弾銃ですね。CCTVが提供している映像に出て来る警察は棍棒を持っているばかりで、この手の銃器を手にした映像はほとんどありません。ここまでしっかり見せてくれている写真も珍しいと思います。でも、これは写真なのでもしかしたら、現在のウルムチで撮影されたのではなく、別の場所で訓練中に撮影されたものかも知れない?中国人の方はよくそういうことをおっしゃいます(笑)。
こちらは同じ動画の17秒目にある写真。写真左上に注目してください。
拡大してみました。同じような服装、同じようなヘルメット、同じような腕章、同じような銃ですね。一見すると長いマガジンみたいに見える黒いものがありますが、これは背景の何かが写っているのだと思います(もしマガジンだったら自動小銃じゃないですか。ショットガンよりひどい)。
それにしても、この写真をよーくみますと変じゃないですか?石を投げているのは中国人(漢人)。たぶん投げつけられている向こうにいるのはウイグル人。そばで散弾銃を持って立っている警察は、投石をやめさせるのではなくて、ウイグル人の方を見ているだけですよね?これって意地悪い見方をすれば、警察は中国人暴徒がウイグル人にやられないように散弾銃で守ってやって、敢えて投石をやらせている?みたいな感じですよね。
これは「97式18.4mm防爆槍」と呼ばれるショットガンです。1999年から公安部に正式採用された装備で、現金輸送の警備員や警察などで使用されているものです。
http://tinyurl.com/l6h29g
↑詳しくはこちらをご覧下さい。
ショットガンのストラップにはカラフルな弾が並んでいますが、この色にはどういう意味があるのでしょうか?ここで見る限り赤・青・黒の弾が確認出来ます。上記サイトで確認してみたところ次のような事がわかりました。
赤=97式18.4mm殺傷弾
有効殺傷距離50m。それでも50~100mで殺傷する効果がある。50mの距離で、25mm厚の松の木板を貫通する。
青=97式18.4mm催涙弾
CS発煙型薬剤を使用する。50mの距離内で、普通のガラス窓を割って中に撃ち込むことが出来る。
黒は非致死性(痛いだけ)の弾のようです。
この他にピンク色の弾で「染色弾」というのがあります。ペイント弾ですね。最近銀行とか郵便局とかコンビニでも犯罪者が出ると投げつけて色をつけるあれです。上記写真の赤い弾が、たまたまビデオの関係で赤が強くみえるだけで、実はペイント弾だった・・・であればいいんですけどね。でも今のところペイント弾で色のついた群衆の映像は確認しておりません。
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