自民党総裁選は大方の予想通り麻生氏の圧勝で終わった。

まだ正式の手続きを経てはいないが、次の首相に決まったのである。ただ、9月1日の福田首相の辞意表明から現在に至るまで、日本国の首相は不在なのではなく、麻生氏が任命されるまでは、一応、福田氏が首相なのである。

今晩は麻生総裁決定のニュースを見ながら、この一年の福田時代の日本とは一体なんだったのか・・・を考えていた。あれこれと振り返って見ると・・・何かに似ていると直感的に思った。あれに似ている・・・。そうそう「あれ」だ。

ところがその「あれ」が何なのかよくわからない。

ずっと考え続けて「昔にほぼ似たような状況のことってなかったっけ?」と悩み続けて、2時間くらいでやっとわかった。

福田首相は香港の董建華前行政長官に良く似ているのである。容姿は似ていないが、その立場といおうかやり方といおうか・・・。

それではこの1年の日本が当時の香港とイコールなのであるかといえば、そうとも言い切れない。ただ似たような立場に置かれていた、置かれそうになっていた・・・というのは確かであろう。

日本が中国の特別行政区になればどうなるか・・・というシミュレーションのような1年であったように思う。

董建華―船舶王から香港の「赤い総督」へ

著者/訳者:楊 中美

出版社:河出書房新社( 1997-06 )

定価:¥ 1,575

単行本 ( 170 ページ )


真空国会―福田「漂流政権」の深層

著者/訳者:読売新聞政治部

出版社:新潮社( 2008-04 )

定価:¥ 1,680

Amazon価格:¥ 1,680

単行本 ( 382 ページ )


隷属国家 日本の岐路―今度は中国の天領になるのか?

著者/訳者:北野 幸伯

出版社:ダイヤモンド社( 2008-09-04 )

定価:¥ 1,575

Amazon価格:¥ 1,575

単行本 ( 270 ページ )