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2009.07.19

【中国新疆ウイグル暴動】「中国に同化政策などない」/東部沿岸発達地区への余剰労働力の移転政策は今後も継続

レコードチャイナで下記のようなニュースを見つけました。

「中国に同化政策などない」、少数民族幹部が海外メディアに反論―新疆ウイグル自治区

同副委員長はまず、国際社会から批判が集まっている中国政府の「同化政策」についての見解を尋ねられると、「全く聞いたことがない政策だ」と回答。その上 で、「新疆ウイグル自治区に様々な民族の様々な人が集まってくるのは、同自治区の潜在的な競争力が高いためだ」と強調した。

新疆で公的機関で働く中国人(漢人)に会うと、貰った名刺に沿岸大都市の住所が入っていることがあります。

「これってどういうことなのですか?」と聞いてみますと、

「元々私は新疆の人ではなくて、○○の人だから」と答えられました。

「でももう何十年もこちらに住んでいるんでしょう?」

「私は新疆に籍を移していないんです。仕事が終わったら帰ります」

「???」

「あと数年で定年ですから。そしたら○○に帰ります」

「でも長年住むと友達も多いだろうし、こっちの方に愛着が湧いたりしませんか」

「友達は多いですけどね、でも私は帰ります」

・・・という話を以前したことを思い出しました。政策として新疆に出向させているんですけど、元の都市戸籍を保証してもらっていて、それで新疆出向から40年近く経ってもやっぱり仕事で嫌々来てるだけなんだから、定年後は沿岸の大都市に帰るというわけです。中国政府からすれば、40年も住めば新疆に根を張って同化してくれるだろう・・・と思ってたんでしょうけれど、行かされている本人たちからすると、そんなのまっぴらごめんというわけです。

政府に命令されて無理に行かされた中国人がこんな意識なわけですから、無理やり押しかけられた新疆の人たちだって、あまり快いものではないのでしょう。

もう一つBBCのニュースで気になるのを見つけました。

http://news.bbc.co.uk/chinese/simp/hi/newsid_8150000/newsid_8157400/8157468.stm

▲このニュースの最後の三行です。

ヌル・ベクリ主席は、今後も東部沿岸発達地区への余剰労働力出稼ぎ政策の継続を堅持するとし、広東省韶関の玩具工場で発生した漢人とウイグル人の衝突事件は個別の状況であると発言した。

・・・とあります。

つまり、同化政策なんて元々無いけど、出稼ぎ政策は今後も続けるし、広東省韶関の事件はあれはあれでまた別の話だ・・・というわけです。

結局、対症療法的な対応しかする気がないみたいですね。

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