【中国陝西省宝鶏市鳳翔県】亜鉛工場近くに住む児童615名に鉛中毒症状、166名が入院
CNNなどの報道によれば、中国陝西省宝鶏市鳳翔県の亜鉛工場近くに住む児童から血液を検査したところ、615名から基準値を超える鉛が検出され、166名が入院しているそうです。
再生は以下から。
▲場所はここになります。凰翔県というのは宝鶏市の近くにあり、今回の事件が発生したのは丁度宝鶏と凰翔の中間くらいに位置する長青鎮の馬道口村と孫家南頭村だそうです。(※上記地図では馬道口村は確認できますが、孫家南頭村の正確な位置は不明です)地図はかなりのところまで拡大できるのですが、馬道口村の南側に王家崖水庫という大きなダムが見えます。
http://tinyurl.com/mtu6cw
▲ありました。一見するところ公害とは無縁そうな風光明媚な場所ですね。
■鉛中毒(ウィキペディア)
鉛中毒における毒性の原因は、酵素の働きを阻害することである。体内に入った鉛は酵素のチオール基(SH基)と強固に結合し、チオール基を有する種々の酵素の働きを阻害する。特に造血組織でアミノレブリン酸脱水酵素のSH基に結合して貧血を起こすことが典型例。また小児には少量でも神経障害の原因となる場合がある。
(中略)
野生動物や家畜、人間での鉛中毒は鉛含有のペンキ、鉛蓄電池、有鉛ガソリン、散弾などとの接触や摂取により発生する。
また鉛に汚染された土壌で育った植物、それを食べた草食動物の肉や魚を食べた場合も発生する。狩猟で使われる散弾の鉛を鳥が小石と間違えて飲み込み(鳥は消化を助けるため、適当な大きさの小石を飲み込んで砂嚢に蓄える習性がある)、鳥が鉛中毒になる。さらにその鉛に汚染された鳥肉を食べることで人間にも中毒が広がると言うことで、鉛を使った散弾の規制議論もされている。
時事通信の報道によりますと、これらの村ではトウモロコシや小麦の生産量が減少していたそうですから、周囲で作られている農作物や畜産物などにも影響がある可能性があります。
この付近へ旅行される方はくれぐれもお気をつけ下さい。
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