【ミャンマー内戦】コーカン軍兵士も中国に逃げ込む/彭家声特区主席は失踪中
鳳凰網の動画で中国雲南省に逃げ込んだ難民の映像がありましたが、その中にチラホラと青い服を着た人が見えます。
再生は以下から。
http://tinyurl.com/n85oql
▲こちらはロイターの記事。なんだか楽しそうですね。
http://tinyurl.com/krwxsx
▲こちらはBBC中文版の記事です。雲南ですから食べているのはやはり過橋米線でしょうか。
BBC中文版によりますと、ミャンマー政府軍の猛攻撃に耐え切れず、中国側に逃げ込んだコーカン軍兵士に対して中国軍が軍服を脱いで青い服に着替えさせているようです。
軍服でウロウロされて海外メディアに映像を撮られると、まるで中国がコーカン軍をかくまっているような印象になりますから、このように服を着替えさせているのでしょうか。
中国側に入り込んだミャンマー政府軍兵士は武装警察に拘束されているようですから、その対応は雲泥の差です。たぶんミャンマー政府軍兵士は青い服を着て自由に出歩いて朝食を買いに行ったりしていないはずです。
BBCが伝えている香港紙「文匯報」のニュースによればコーカン特区政府主席の彭家声氏は行方不明となっており、コーカンからは既に逃げているとのこと。
中国紙「環球時報」(人民日報発行=中国共産党の新聞です。毎度しつこいようですが強調させて戴きます)が土曜日(29日)に彭家声氏に電話取材したところ、現在ミャンマー領内で作戦指揮をとっているが、具体的な場所は言えない・・・とのことです。
コーカン特区の携帯電話は中国のものを使っているそうなのですが、それにしても・・・便利な世の中になりましたね。番号さえわかれば私だって電話ができるわけです。誰か知ってましたら教えてください(笑)。
BBCでも彭家声氏について少し触れております。親は四川の人で、1931年コーカン生まれ。はっきり言って中国人・・・とまで行かなくてもこの人は華僑ですね。
■コーカン(ウィキペディア)
コーカン地区の多数派である『コーカン族』は、約400年前中国の明朝末期に迫害されて雲南省まで逃げてきた民族が起源といわれている。実際には、そうし た正統派コーカン族に加え、四川省から流入した形跡もある。また第2次大戦後に中国雲南省から移住し、そのまま現在に至るまですみ続けている中国人も 「コーカン族」と自称している。
彭家声氏は1931年生まれですから、第二次大戦後ではないですけど、分類とすれば「正統派」ではなくて、後者の「四川省から流入した」になるのでしょう。それにしてもどうして四川省から?
中国のネットで調べてみましたら、20世紀初頭にコーカンの街はアヘン取引で賑わったらしく、それで四川から買い付け人が来ていたようです。何故なのかはわかりませんが四川人は今でもいわゆる僻地が好きな人たちです。新疆でも西蔵でも四川人はよく見かけます。基本的に四川は人口が多い割には耕地面積が少なくて貧しく、周囲に少数民族の多い土地がありますし、四川にも少数民族は多くて馴染みがありますから、それで僻地系の商業で稼ごうと考えるのではないかと思います。たぶん彭家声氏のお父さんも、そういう商人の一人だったのではないでしょうか。
それにしても彼は今何処にいるのでしょうね?携帯電話で作戦指揮も出来る事でしょうから、別にミャンマー領内にいる必要もなさそうです。もしかしたら雲南でケータイ片手に米線食べているかも知れません。青い服を着せられていないと思いますけど(笑)。



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