▲【参考映像】北朝鮮製武器を積んでいたパナマ船籍の「ANLオーストラリア」

北朝鮮から中国経由でイランに運ばれようとしていた武器を、アラブ首長国連邦が押収していたのは既にお伝えいたしましたが、運んでいた船の写真を見つけましたので、こちらでもご紹介させていただきます。

詳細は以下から。

UAE:北朝鮮製武器を押収 制裁決議後初、イランへ輸送中(毎日新聞)

報道によると、数週間前、バハマ船籍の「ANLオーストラリア」がUAEに到着した際、当局が対戦車ロケット弾などの武器を収めたコンテナ10個 を発見。制裁に違反するとして押収した。積み荷は「機械部品」と偽装されていた。同船は出港済みで、武器をどう処分するかはUAE当局に任されている。ペ ルシャ湾に面するUAEには中東地域の主要交易港であるドバイなどがあり、イランに出入りする物資の中継地点になっている。

この「ANLオーストラリア」という船で検索してみましたら、たまたま関門海峡を通行するコンテナ船の写真を撮影して掲載されているブログを見つけました。

ANL AUSTRALIA(SHIP PHOTO CAFE “APRON”)

日本にも来ていたのでしょうね。もしかしたら関門海峡を越えてそのままどこか別の国に行っていたのかもしれませんけど・・・さすがにそれはないでしょうか。

ANLオーストラリアはたぶん積荷の中身は知らないで運んでいるんでないかと思うのですが、それでも北朝鮮の武器を運んでいた船が日本にも来ていたというのは、少し不気味な気がします。

中国のコンテナ検査システム

これだけで終わるともの足りないので、もう一つ付け加えます。中国の港湾や鉄道の施設には、コンテナ検査のための大掛かりな装置がありまして、いちいちコンテナを開けなくても中身を透視できるようになっています。

http://tinyurl.com/pqhv3h
▲これはトレーラー用。コンテナを積載したトレーラーをそのまま通して丸ごとスキャンする機械ですね。他にも色々なタイプが存在します。

http://tinyurl.com/punu38
▲こちらにスキャン映像の実例が2枚掲載されています。クリックすれば拡大する事が出来ます。かなり鮮明に写っていますね。

http://tinyurl.com/oxhouo
▲こちらは「実績」の紹介。寧波の税関で使用されているTHSCANがルーマニア向けの貨物の中から、23840丁のトイガンを発見したというものです。2050kgのBB弾もみつけたようですのでエアーガンなのかガスガンなのかはさておき、おもちゃです。おもちゃの銃を輸出するのが中国の法規上問題があるのかどうかはさておき、おもちゃの銃を発見できるのに、どうして北朝鮮製の武器は見つけることが出来なかったのでしょうか?

http://tinyurl.com/oesp3p
▲同社の「国内市場業績」です。地図で示されていて文字が小さいので見難いのですが、大連にも上海にも納入実績があるようです。

たまたま大連と上海でこの「荷物」が通った税関では検査システムがなかった?たまたま他の荷物も多かったのでスキャンしなかった?トイガンだって発見できるけど、たまたま北朝鮮製の武器はスキャンに写らなかった?たまたま税関職員が見落としていた?

一体幾つのたまたまが重なれば、こういうことが可能になるものなのでしょうね(笑)。

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