習近平国家副主席、金子長崎県知事と会見(中華人民共和国駐日本国大使館 )

習近平国家副主席は17日、北京の人民大会堂で、日本長崎県の金子原二郎知事一行と会見した。

習近平副主席は次のように述べた。今年は中日平和友好条約締結30周年にあたり、中日関係は全体として良好な状態を維持し、発展のチャンスを迎えている。日 本側とともに、友好交流を密接に行い、政治的な相互信頼を増進し、互恵協力を深め、人と文化の交流を拡大し、中日の戦略的互恵関係のさらなる発展を推進し ていきたい。

習副主席はまた、地方政府間の交流と協力は両国の友好協力関係の重要な一部分であり、双方はこの分野での交流と協力を全面的に強化することにより、中日友好事業と両国の戦略的互恵関係に活力を注ぐべきだと述べた。

金子知事は、長崎県は中国との交流と協力の拡大を望んでおり、日中の友好協力関係の発展のために努力したいと述べた。

会見には陳昊蘇中国人民対外友好協会会長、武大偉外務次官、宮本雄二中国駐在日本大使らが同席した。

金子知事一行は中日友好協会の招きで中国を訪問したもの。

金子長崎県知事といえば、最近ちょっと有名な方です。

9月12日の記者会見で、「台湾は中国の一地方政府」と発言し、それを県のホームページに掲載しているのです。

それ以後今に至るまでに、中山元国交相が「失言」でお辞めになられたり、井戸兵庫県知事の失言が大問題になったり、田母神前航空幕僚長の論文が「問題」になったりで、いろいろあったわけですが、金子長崎県知事の「台湾は中国の一地方政府」という失言がどうして他の「失言」などと同じような扱いにならないのだろうか、と不思議でならないのですが、とにかく日本国内のマスコミにはほぼ黙殺されている状態です。

私はこの手の何度と無く繰り返される「台湾は中国の一地方政府」という間違った認識について、あまり難しいことを言う気はないのですが、台湾に一度行けばわかることでして、空港に降り立ってパスポートに押してもらうスタンプの国名がまず違いますし、台湾で人民元は使えませんし、台湾に人民解放軍の兵士は一人もいないのです。どう考えても「台湾は中国の一地方政府」というのは中国側の勝手な希望でしかないわけですから、金子長崎県知事が個人的にどういう考えがあろうとも、とりあえず知事の職にある内はそんなもの胸の内にしまっておいて、日本政府の公式見解にそっておけば良いものを、なぜかこの人物は「台湾は中国の一地方政府」と公言して止まないのです。

なぜ金子長崎県知事は確信犯的に「台湾は中国の一地方政府」といい続けるのか?不思議でならなかったのですが、表題のニュースをみて、ああなるほどと膝を打ちました(笑)。習近平と会っちゃう日本の知事って一体他に何人いるんでしょうか?(笑)しかも北京の人民大会堂で(爆)。国賓扱いやないですか。金子長崎県知事というのはよほど中国と「特別な関係」があるのか、更に「特別な関係」になりたいんでしょう。

だからと言って日本政府の公式見解を逸脱して「台湾は中国の一地方政府」と言うのはどう考えても間違いなわけですから、最初から言わなければ一番良かったんですけど、一度言ってから撤回されるのは中国政府だって気が悪いでしょうし、難しいところですな。いずれにせよ選挙の時に金子氏へ票を投じた長崎県民はこんな「活躍」を期待して投票したわけではないでしょう。

私は長崎県民ではないので想像するしか他ないのですが、自分が住んでいる地域の首長が、外国政府と特別な関係にあって、政府公式見解を無視してしまうというのは、かなり気色悪い感じがします。長崎県民の方々はどう思ってらっしゃるのでしょうか。今度機会があったら聞いてみたいと思います。

中国対日工作の実態―日本の中枢、政・官・財を篭絡する工作活動の手口

著者/訳者:福田 博幸

出版社:日新報道( 2006-11 )

定価:¥ 1,890

単行本 ( 286 ページ )


隷属国家 日本の岐路―今度は中国の天領になるのか?

著者/訳者:北野 幸伯

出版社:ダイヤモンド社( 2008-09-04 )

定価:¥ 1,575

Amazon価格:¥ 1,575

単行本 ( 270 ページ )


中国がたくらむ台湾・沖縄侵攻と日本支配

著者/訳者:宮崎 正弘

出版社:ベストセラーズ( 2008-09-26 )

定価:¥ 1,680

Amazon価格:¥ 1,680

ハードカバー ( 256 ページ )