昨日のツイートで一番気になったのはやはりこれであろう。

アップル社、ダライラマ法王とラビア・カーディル女史に関する情報を遮断か(世界ウイグル会議)

アメリカのアップル社が中国向けに作ったiPhoneのアップストア(App Store)に、ダライラマ法王とラビア・カーディル女史に関する情報を遮断するプログラムが組み込まれていることが分かった。情報によると、この二人に 関する情報は中国国外で販売されているiPhoneのApp Storeにはあるが、中国国内向けに作られているiPhoneのApp Storeにはないという。

あくまでも中国国内向け・・・ということである。アップルは営利追求を目的とした会社組織なのだから、商売をする国の事情に配慮するのは仕方がないようにも思える。いわゆる大人の事情といものだ。

ただ、上掲の動画のように、アップルは以前自社の広告でダライ・ラマ法王を使っていたのである。少し節操が無いように思えるのは当方だけではないだろう。

dalai.gif

アメリカのサイトからの拾いものである。こういうのも以前あった。

eBayで調べてみたら、ポスターがまだ売っていた。

http://bit.ly/5AZyjZ

今回のiPhoneのApp Store情報遮断の問題というのはあくまでも中国国内だけのものである。でも、たぶん今後アップル社が中国以外の国であったとしても、自社の広告にダライラマ法王を使うことはありえないのではないか。

中国人はいつも交渉の時に、少し相手に譲らせる。どうでもいいようなことだから、まぁいいか・・・と思っているとそれが前例になって、次の交渉の時にはもっと譲歩しなければならないことになる。「中国国内だけの処置で・・・」では絶対にすまないと思う。でもこれをもってアップル社を非難しようとは考えない。というのも、我が日本の政府だって最近、中国相手に慣習を無視し、嬉々として譲歩したからである。

前にも書いたと思うけれど、中国人と交渉について語ると必ず出てくるのが「こちらが一歩譲れば、敵が一歩前に出る」という言葉だ。ただし中国人が敵の場合は、こちらが一歩譲れば、あちらは三歩前に出て来ると思っていた方がいい。全く遠慮の無い人たちなのだということを忘れてはいけない・・・と、今回のアップルの件を見て、改めて考えさせられた。みなさん、くれぐれも気をつけましょうね。

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