【中国の海洋調査船】東方紅2号にかわいい女の子が乗っている件について
昨日ツイートした中で一番印象に残ったのはやはりこれだろう。
【動画】「東方紅2号出海」
この映像の船が尖閣諸島近海に出没したのと同じものかどうかはわからないのですが、かわいい女の子も乗っていて結構楽しそうな船です。でもやっぱりこういう形では来ないで戴きたいものです。
http://bit.ly/7EqLS3 posted at 08:31:02
尖閣諸島に接近する中国の「海洋調査船」なるものは、あくまでも仮の姿であって、その正体は尖閣諸島を盗み取る準備として中国が送り込んできた「工作船」なのではないか・・・どうせ中には人民解放軍の軍人なんかが乗り込んでいるのだろう・・・と感じている日本人が多いのではないかと思われるのだが、ではその実像に迫ろう!と思って動画を探していたら思いがけず可愛い女の子が乗り込んで楽しく航海している船だったことが判明してしまったのである。
微笑ましい映像であったが、非常にショックであった。なんだかとても大きく裏切られたような気がした。映像の後半の方になると女の子は白衣を来て何か化学の実験みたいなのをやっている。たぶん水質調査?なのだろうか。
この女の子が毎回「東方紅2号」に乗り込んでいるかどうかはよくわからない。尖閣諸島に接近するという事は、日本の海上保安庁の巡視船と遭遇する可能性だってある。我々からすると、海上保安庁というのは東アジアの隣国には今ひとつ強く出てくれない組織であると思っているけれど、中国人民からみると海上保安庁というのは好戦的で野蛮な組織だと思われている。もちろんそれはプロパガンダの影響もあるだろうけれど、普通世界中の何処の国でも国境警備隊とかコーストガードというのはそれなりに厳しいもので武装だってきっちりしているのが当たり前だから、中国が「海洋調査船」を日本領海に近づけようとする時は、こういうおねえちゃんを乗せて来ないはずだ・・・・と思う。
そこで「東方紅2号」についてちょっと調べてみる事にした。
■敬天丸の活用(市川洋博士のページ)
3.11 東シナ海における水塊分布機構の学際的研究
本研究は,青島海洋大学(現:中国海洋大学)と鹿児島大学水産学部との国際共同研究の一環として,平成5年(1993)から平成9年(1997)までの5年間と平成13年(2001)に行われた.敬天丸は毎年5月または6月に東シナ海の黒潮海域から中国沿岸水海域に至る観測線の観測を行い,黒潮水塊,東シナ海陸棚水,中国大陸沿岸水の分布を調査した.この研究は昭和62年(1987)に青島海洋大学(当時:山東海洋学院)の研究実習船“東方紅”が鹿児島に入港したことより始まった.平成3年には“かごしま丸”が調査航海を行った.平成5年からは敬天丸により行われた.平成8年には青島海洋大学の新造研究実習船“東方紅2号”が鹿児島に入港した.この研究には,鹿大水産学部(茶圓正明,市川洋,税所俊郎),鹿大工学部,鹿大理学部,青島海洋大学が参加した.
敬天丸とは鹿児島大学の船である。「敬天」とは西郷隆盛にちなんでつけた名前だろう。一方「東方紅」とは毛沢東にちなんでつけた名前である。海洋研究の分野で大西郷と毛主席が共同しているというのは何ともスケールの大きい、時空を越えた夢のコラボレーション・・・みたいな話である。
ただ、この市川博士のページで読む限り、東方紅2号は今から14年前に日本に来たことがあったのだ。動画の女の子は中国海洋大学の学生なのかも知れない。
■青島行脚#4「中国海洋大学の観測船「東方紅2」を訪船しました」(海洋学研究室@深江)
もうひとつ気になるサイトを見つけた。こちらも海洋研究をされている方が開いているブログである。この人はかの中共の領土侵略の工作船「東方紅2号」に訪船したというのである!
写真が6つ掲載されている。どうも本当に中までスタスタ入っていってしまったらしい。
そんなことをして大丈夫なのか?・・・と心配になる。領海侵犯&領土侵略のための秘密兵器や、びっくりどっきりメカが搭載されていたりするのではないか・・・と思うものの、少なくともこの撮影者の見える範囲にはそういうものは無かったようである。
そこで行き着いたのがこのウェブサイト。東方紅2号を管理・運用しているのはここである。「中心」とは「センター」ということ。つまり日本語では「中国海洋大学船舶センター」のことである。
マメな更新をしていないようなので、情報は若干古いものの、「東方紅2号」の詳細データが掲載されていた。
当方は船の専門家ではないのでさっぱりわからないものの、流し読みして判るのは、長距離の航行に適した船で、最高速度はそんなに速くはない。実験室が15あって、いろんな海洋関連の実験・分析が出来るようになっている。各国の技術が導入されている船である。
ましてや海洋研究について当方は全くの素人である。何も知らない。なのでこういうページを見ても何にもわからない。見ているとどうも忙しそうな船である。135回の航海を行っており、6回の国際共同研究をしたことがあり、6147人が実習をしたことがあり・・・とまるで「餃子の王将」のCMのような数字の羅列が続く。
その先に気になる記載を見つけた。
国家重点基遑研究鬘ケ目8航次,国家重大荳馴。ケ7航次,国家海洋逶第オ牛kZ譛ッ9航次,国防建隶セ鬘ケ目1航次,海洋工程鬘ケ目9航次,取得大量的隹・衍襍・ソ,最大隹・衍深度6200米。
東方紅2号は単なる学術研究のみを行っている船ではなく、国の重点研究を行っており、その中に「国防建設プロジェクト」というのが1回、「海洋工事プロジェクト」は9回含まれるらしい。そして最大の調査深度が6200m・・・。
やはり東方紅2号が姿を見せるところには、国家事業としての資源調査であるとか、「国防」が関係あるみたいである。「敬天」という名前は海上保安庁か海上自衛隊の艦船につけるべきではないだろうか。大西郷の威光をもってすれば共匪の頭目も恐れて近づいてこなくなるかも知れない。「友愛」では全くダメみたいである。
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著者/訳者:松本 良
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