インドとネパールに居住するチベット難民たち。祖国を離れてもなおチベット文化を守り継ぐ人々の「望郷の思い」が粛々と伝わる写真集。

リトル・チベット

著者/訳者:伊勢祥延 写真+文 上川泰憲 (対談) 井本勝幸 (対談)

出版社:集広舎( 2010-06-17 )

定価:¥ 3,000

Amazon価格:¥ 3,000

大型本 ( 152 ページ )


伊勢さん、いい旅をしていますね。カンボジアンボイスに続いて「リトルチベット」の出版おめでとうございます。チベットの人々に代わってお礼を申し上げま す。ぼくの中でチベットの大地と人々への想いは年と共に深まっていきますが、現在の状況ではチベットの友人達との楽しい旅は期待出来そうにもありません。 祖国を離れた人々の望郷の想いは、はかり知れません。しかし、写真集の中で精いっぱい生きている人達、中でも子ども達の笑顔に希望を感じ、救われます。子 ども達の健やかな成長を祈らずにはいられません。この「リトル・チベット」を通して沢山の人々にこの国の現状を知ってもらいたいと思います。そして、いつ の日かダライラマ法王がポタラやノルブリンカに帰られる日が来ることを祈ります。トウジェチェ(ありがとう)。(サックスプレイヤー 渡辺貞夫)

写真家にとって必要なものは、いいレンズでもテクニックでもない。それは「出会い力」である。伊勢祥延の写真には、野生ともいうべき「出会い力」と、あふ れるような欲望によって引き寄せる「求心力」がある。秘境の内側へと踏み込んでゆくパワーは、そのまま、作品を通して見る者の内側へと踏み込んでいく。そ う、あなたも伊勢祥延の「出会い力」によってこの本をとってしまった同士なのだ。(作家、ミュージシャン AKIRA)

装幀/玉川祐治[スタジオカタチ]