【書籍】『台湾ナショナリズム 東アジア近代のアポリア』丸川哲史(著)
親日か反日か。統一か独立か。しばしば二項対立で語られがちな台湾ナショナリズムは、日本と大陸中国、冷戦期とポスト冷戦期、米国のプレゼンスの低下と中国の台頭など、長期的かつ複数の視座で整理すると今なお続く東アジア近代のアポリア(難題)として見えてくる。日本人にとって重要な歴史経験でもある「台湾問題」を、詳細に読み直す。
台湾ナショナリズム 東アジア近代のアポリア (講談社選書メチエ)
著者/訳者:丸川 哲史
出版社:講談社( 2010-05-07 )
定価:¥ 1,575
Amazon価格:¥ 1,575
単行本(ソフトカバー) ( 226 ページ )
第1章 日本が見た台湾(近代日本の膨張主義と台湾
日本近代の進展と植民地台湾の「発展」
戦後日本と台湾の関係
植民地まだニズムというアポリア)
第2章 大陸中国が見た台湾(中国革命と戦前台湾
抗日戦争・内戦と国民党政権の移転
大陸中国の経済成長と台湾内部の変容
中国ナショナリズムが見た台湾)
第3章 東アジア冷戦―ポスト冷戦が見た台湾(台湾理解への鍵
脱冷戦への胎動
東アジア冷戦構造の変容)
第4章 東アジア近代が見た台湾(前近代中国が見た台湾
国民国家、帝国植民地主義、グローバリゼーション
アジア的思考を媒介として
東アジア近代のアポリアとしての台湾)

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